インドのロックダウンについて日本のニュース番組から取材を受けた結果

もにゃみ
ナマステ~♪ もにゃみ@mmonyami です!

現在、インドでロックダウン生活4日目で~す!

インドでは警察が暴力振るったり、スクワットさせられたりって、本当だと思います?

 

先日、Facebook上で日本のテレビ局からニュース番組向けの取材を受けたことを報告しましたが、結果的に報道されたのはひどく偏った内容で、めちゃくちゃガックリ来てしまったもにゃみ。

そのため、放映されたニュース動画自体をシェアするのは避けていたのですが、逆になにがおかしいのか皆さんに見て判断して頂いた方がいいのでは?と思い、改めて、放映された内容と、私が取材時にお話した内容をシェアすることにしました。

どうか、インドのロックダウン事情について正しい情報を受け取ってくださいね。

 

ロックダウンで不安に思うこと・困っていること

まず、取材で

「不安に思うことは?」

「困ったことは?」

と何度も訊かれたので、いろいろな方のケースを出して

  • LPガスが切れている
  • 飲料水が切れている
  • 交通手段がないから遠くまで買い物に行けない
  • メイドさんが通ってこられないので家事が大変
  • ネットスーパーのデリバリーが激込み
  • そろそろ暑くなってきたけどエアコンメンテナンス業者さんがお休み

などの例をお答えしました。

でも、実際のところ、我が家では

  • ロックダウン前に食料買い込んだばかりだった
  • ガスも大きい業務用シリンダーを2本入手したばかりだった
  • RO浄水器が付いてるから飲料水には困らない
  • 歩いて行ける範囲に大きなスーパーも小さなマーケットもある
  • メイドさんが住み込みだから家事も育児も楽チン
  • 外が30度超えても一階は上着が必要なほど寒い

という、非常に恵まれた環境…

そこで、

もにゃみ
困ってる方や不安な思いをされている方も多いでしょうが、私はロックダウンで家族が守られることにむしろ安心しています。

食料も豊富にありますし、買い物に行く自由もあります。

とお伝えしました。

実際に、食材で棚がいっぱいのスーパーの様子も動画でシェア。近所の韓国食材店は韓国の駐在員さんたちが帰国して需要が無くなってしまったのか、常にガラガラで食材はたっぷり。パニックや買い占めの兆候は見られません。

 

それでも、何度も繰り返し

「不安に思うことは?」

「困ったことは?」

と執拗に訊かれたので、その時点で「インドでロックダウンに合って、不安で仕方ない日本人」というシナリオがあることが何となく分かってきました。

なので、あえてネガティブな言葉は使わず、言質を取らせないように静かな攻防を繰り広げていました。

それどころか、

もにゃみ
「インドでロックダウンに合って、不安で仕方ない日本人」というシナリオがあるなら、私は該当しませんよ!

とまで明け透けに伝えたんですよね。実は。

それでも、「そんな意図はありません」と言うので、話す言葉に気を付けつつも取材を続けました。

 

インド警察は棒で叩く・スクワットを強要する

今、テレビニュースやネットで拡散されている「外出禁止を破って外に出た人をインド警察が棒で叩いたり、スクワットさせたりしている動画」は、きっと誰もが一度は目にしているのではないでしょうか。

元ネタはいずれもTwitterですが、動画だけを切り取って報道を繰り返していますね。そして、「インドはひどい」「スクワットとかありえない」「面白い」など、視聴された方からの様々な反応を見掛けます。

私が取材を受けた際にも、当然のように警察の暴行について訊かれたので、

もにゃみ
ネットで見掛けることはあるけど、自分も夫も買い物に出ても、そんな被害は受けていません。ただ、どこに行くのか?とか、なにを買ったか見せろ!と声を掛けられたくらいです。

と回答。

穏やかに警備する警察の様子も動画でシェアしました。

 

今、日本だけでなく、世界中でインドの警察の対応を非難し、バカにし、嘲笑する声が上がっています。でも、それは文化的な背景をきちんと知った上でのものでしょうか?自分の狭い価値観だけで判断した、思い込みではないでしょうか?

スクワットや前屈など、警察の前で行われている光景は罰や暴力ではなく、インド人の最大限の謝罪ポーズだってことを、日本の皆さんは知りませんよね?

インド在住歴の長いBlue Lotusさんのブログに詳しい説明がありますが、スクワットに見える動きや、前屈に見えるポーズにも、それぞれきちんとした意味があるんです。でも、そんなこと誰も気付いていないし、そもそもみんな知ろうとしていません。

当然、報道機関はそんな裏を取ることもなく、ただただ自分たちの感覚に当てはめて面白おかしく報道しています。

ニュースで流れる動画をよく見てください。みんな耳を掴んでいますよね?これらのポーズは、無理やりやらされるというより、日本人が土下座して「許してください」と頭を何度も床にこすりつけるのと近いものだそうです。

以下、Blue Lotusさんのブログから引用させていただきました。

外出禁止を守れなかったインド人に対し
インドの警察官が「スクワット」させてる、という
ニュースが面白おかしく日本で紹介されていますが
これ、スクワットじゃないんだ、ってことを
明言しておきたいと思います。

インドで「反省している」ことを表すとき
小さい頃から「カーン・パカルケ・ソ―リー・ボーロー」
って先生やお母さんたちから言われます。
「耳をつかんでごめんなさいって言いなさい」ってこと。

こういう風に耳を掴んだり、手がクロスになる場合も
ありますが、反省の意を表すしぐさです。

このポーズに加えて立ったりしゃがんだりを
繰り返す仕草は更に反省の度合いが高く
書類送検には至らないけど、警察沙汰になったときなど
この「ごめんなさい」ポーズでなんとか赦してもらう
・・・ということがあります。
警察に「スクワットさせられてる」ように見えるのは
これなんです。

もう一つ、反省を促されるときにとらされるポーズは
「ムルガー」のポーズ。ムルガーとは「鶏」のこと。
中腰でしゃがんで、膝の後ろから手を回し
耳をつかむポーズです。こんなの↓↓

これね、自分でやってみるとわかるけど、なかなか
ハードな姿勢です。インドの人は手足が長いから
できるんじゃないだろうか。
耳をつかんで反省するポーズ、ムルガーの姿勢で
ごめんなさいしているポーズ、よくインド映画や
テレビドラマでも登場します。

 

↓【画像付きの全文はこちらから】↓

 

世界には同じ動きでも違う意味になったり、ハンドサインの違いからケンカになったり、経験したことがある人もいるはずです。

「スクワットに見えても、そうじゃないかもしれない…だって違う国なんだから」

そんな視点で受け止めることができた方はいったいどれほどいたのでしょうか…

もちろん、警察が棒で人々を叩くのは、いいこととは言えません。ただ、それも当たり前ではなく、本当に必要な用事もなく出歩く人々や、不良と呼ばれる若者へ行われることが多いようです。

そして、その裏では「デリーの警察がバラを配って帰宅を促していた」なんていう事実があっても、日本のメディアは見向きもしません。


これも、もしかしたらインドの世論操作のための見世物だったのかもしれません。それでも、事実としてバラを配っていた警察もいるのです。

インドの医療体制は脆弱・受診拒否

そして一時間弱の電話取材を終えて、一息ついた頃にまたも着信。どうしても、もう一点訊きたいことことがある、とのこと。

それは、インドの医療への不安についてでした。

インドの医療と聞いて、皆さんがイメージするのはどんな病院でしょうか?人がごった返していて、廊下に座り込んでいたり、ペンチで歯を引っこ抜いたり、そんなイメージを持っていませんか?

実はインドの私立病院は設備が最新で、ドクターの腕もいいと評判が高いところも多く、高級ホテルと見間違うような清潔で豪華な建物に、落ち着ける病室が揃っています。

↓【グルガオンで有名な私立病院 Fortis Memorial Research Institute の仮想ツアーはこちら】↓

それとは裏腹に、最初に挙げたようなイメージそのままの公立病院もあります。

つまり、病院のレベルはピンキリ。それが不安かどうかと問われると、難しいところです。例え日本に最先端の医療施設があったとしても、そこを自分が使えるとは限りません。それは、日本に居てもインドに居ても変わりませんよね。そして、それを今から心配していても、なんの意味もないのです。

そこで、

もにゃみ
病院の設備レベルはピンキリです。私立病院では医療も進んでいて、近隣諸国から治療に訪れる患者さんも多い。大使館から、受け入れ拒否が一部で起きているらしいから、まずは医務官に相談してくださいとメールがありました。

と、客観的な情報をお伝えして、大使館からのメールをシェアしました。

もにゃみ
本当に受け入れ拒否があるか、病院が混んでいるかは、私が実際に行ってみたわけではないので正確な情報は知りません。

ということもキチンとお伝えしました。

すると、ニュース内でそのメールの一部だけを切り取り、拒否の「可能性がある」という部分や、相談窓口として「医務官のサポートがある」ことなどは意図的に伏せ、不安だけを煽る内容に編集されていたのです。

実のところ、このメール自体も別にインド在住者からしたら驚愕の内容でもなく、驚きのメールでもなく、新型コロナ患者がインドで出始めてから毎日配信されてくるものです。むしろ、記者の方に「病院の受け入れ体制は?」と訊かれて、「あ!メールに記載があったな」と思い出してシェアした次第で、

「こんな怖いメールが来て不安で仕方ないんです!」

なんて流れは皆無でした。

ニュースで一部のみ紹介された大使館メールの全文はこちらです。

差出人: 在インド日本国大使館 <kinkyu_inside-inda@mailmz.emb-japan.go.jp>
送信日時: 2020年3月16日 23:10

件名: 【緊急】インドにおける新型コロナウイルスに関する注意喚起(その18:在インド日本国大使館によるデリー近郊在留邦人のための保健相談窓口の設置ほか)

●インド政府によると,3月16日現在のインド国内感染者の合計は110例(死亡2例)となっています。
●在インド日本国大使館では,デリー及びその近郊にお住まいの在留邦人の皆様からの保健相談の窓口を設置することとしました。
●インド内務省は,先日発表した陸路でのインド出入国箇所の制限に関する詳細を発表しました。
●現在,インド各地において,州政府などの命令による学校の休校,ショッピングモールや映画館など人の集まる施設の閉鎖,集会・イベントの禁止などについて発表されていますので,最新情報の入手に努め,新型コロナウイルス感染拡大に伴う各地での措置に御留意ください。

(前回(その17)の領事メールからの更新部分は下記1~4です。)
1 インド政府によると,3月16日現在のインド国内感染者の合計は110例となっています。
その内訳は,デリー準州7例(うち死亡1例),ハリヤナ州14例,ケララ州22例,ラジャスタン州4例,テランガナ州3例,ウッタル・プラデシュ州13例,ラダック連邦直轄領3例,タミル・ナド州1例,カシミール準州2例,パンジャブ州1例,カルナタカ州6例(うち死亡1例),マハーラーシュトラ州32名,アンドラ・プラデシュ州1名,ウッタラカンド州1名となっています。

2(1)新型コロナウイルスの感染者が増えていることを受け,デリー及びその近郊の一部の病院が受診を希望しても診察を受け付けない等の事例が発生しています。こうした状況を踏まえ,在インド日本国大使館では,デリー及びその近郊にお住まいの在留邦人の皆様からの保健相談を受け付けるための窓口を設置することとしました。
(2)仮に病院において診察に応じてもらえない場合には,以下のアドレスにメールにて御相談内容をお送りいただければ,当館の医務官からの助言を回答させていただきます。
jpemb-hokensoudan@nd.mofa.go.jp
(3)保健相談を希望される方は,(ア)お名前,(イ)メールアドレス,(ウ)電話番号,(エ)受診した病院名及び日付,(オ)症状(現在の症状及び発症後の経過を日ごとになるべく詳しく記載)をお知らせください。
(4)保健相談の御利用に当たっては以下の点に御留意ください。
・相談件数や御相談の内容によっては,回答に時間を要する場合があります。
・インドの法令等の観点から,医務官による直接の診察は行えません。
・当館からの回答は診察ではなく,あくまでも医務官からの助言としてお受け取りください。
・この保健相談窓口の設置は新型コロナウイルスの発生に伴う当面の措置です。

3 インド内務省は,先日発表した陸路でのインド出入国箇所の制限に関する詳細を発表しました。陸路でのインド出入国を検討されている方は御注意ください。
https://www.mohfw.gov.in/NewinstructionsDt14032020Restirctiononinternationalpassengertraffic.pdf

4 現在,インド各地において,州政府などの命令による学校の休校,ショッピングモールや映画館など人の集まる施設の閉鎖,集会・イベントの禁止などについて発表されていますので,最新情報の入手に努め,新型コロナウイルス感染拡大に伴う各州での措置に御留意ください。
なお,デリー準州では同州が発出した命令により,3月31日までジム,スパ,ナイトクラブ,劇場,ウィークリーバザー等が営業停止になり,結婚式を除く各種集会・イベントは最大50名以下に制限されることになります。

5 3月13日,インド内務省入国管理局は,12日に発表した入国制限措置等を改訂したものをFAQとともに発表しました。
(インド内務省入国管理局ウェブサイト関連部分)
13日付発表:https://boi.gov.in/content/advisory-travel-and-visa-restrictions-related-covid-19-0
FAQ:https://boi.gov.in/sites/default/files/u4/faq-covid-19.pdf
同FAQには,今般の発表によって効力が引き続き有効となった査証(就労,プロジェクト等)の所持者の帯同者のうち,現在インド国外にいる人の入国は認められない旨明記されています。(なお,インドへの渡航について真に必要と認められる理由がある場合には,最寄りのインド大使館又は総領事館に相談することができるとされています。)

6 新型コロナウイルスに関連してインド政府は,引き続き全ての国際航空便の搭乗者に対して,入国前の発熱検査及び健康診断カード申告によるスクリーニングを実施しています。スクリーニングの結果,発熱(37.22℃以上)や咳等の呼吸器症状がある場合には,停留(検疫)施設や医療機関に送られ,一定期間停留される可能性があります。

7 在留邦人,インド旅行中もしくはインド訪問予定の皆様におかれては,引き続き最新情報の入手に努めてください。また,ご自身や周囲の人の感染予防のため以下の点にご注意下さい。
(1)アルコール系手指消毒薬または石鹸と流水による手洗いを頻繁に行う。目,鼻,口などに触れる前に手洗いをする。
(2)マスク等の確保に努め,咳やくしゃみがあるときはマスクを着用して鼻と口を覆う。マスクがない場合は,咳やくしゃみのときに口と鼻をティッシュなどで覆い,手洗いを行う。
(3)不特定多数の人と密閉された屋内で会うことを可能な限り避け,体調不良のときは外出を控える。

(各種情報が入手できるサイト)
インド保健・家庭福祉省公式ツイッター
https://twitter.com/MoHFW_INDIA
インド入国管理局ホームページ
https://boi.gov.in/
在日インド大使館ホームページ
https://www.indembassy-tokyo.gov.in/jp/index_jp.html
外務省海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/
厚生労働省ホームページ:新型コロナウイルス感染症について
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
首相官邸ホームページ:新型コロナウイルス感染症に備えて
http://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/coronavirus.html
(お問い合わせ先)
在インド日本国大使館
電話:011-4610-4610(代表)
email:jpemb-cons@nd.mofa.go.jp

全文を読んで、どう感じましたか?これは驚きのメールでしょうか?

件名を見ても分かる通り、これで既に18通目。大使館の定期報告メールといったものです。もちろん、日々内容は更新されており、この日は健康相談窓口を設置しましたよ、というお知らせが初出のメール。記者さんが「そのお知らせが初めて来た日時が知りたい」というので、掘り起こしてきたものです。

ところが、日時等は一切出てきませんでしたね…

また、その直後に流れた私の言葉。

「これがいつ終わるのかがちょっと見えない。(感染者数コントロールの)状態が良くなければ(ロックダウンは)長引くだろうと予想しているので、その点での不安はありますね」

この文脈で流れてくると、医療機関に対する不安に聞こえませんか?

実際は…

「学校閉鎖が長引くことで、子どもたちが勉強や運動できない期間が延びるのが不安だ」と話した一節なんです。

取材の最中に、私は何度もお願いしました。

もにゃみ
正しい情報を伝えてください!

無駄に不安を煽らないでください!

インドの情報を日本で役立ててください!

と…

今となっては虚しさしか残っていませんが。

切り取りの罠

今回の取材を受けて、私も夫も張り切りました!インドの正しい情報を伝えるチャンスだと思ったからです。

夫は「お米を買いに行くついでだから」と、たくさんの動画や写真を撮ってきてくれました。

  • 人も車もほとんどいない街の様子
  • 食料品の宅配バイクやエコカー
  • 給水に出てくる人々
  • ほぼ閉店状態のショッピングモール
  • スーパー前で距離を空けて入店を待つ人々
  • 食材豊富な韓国系スーパーの店内
  • 交差点で警備する警察官…など

私も家の周囲を撮影したり、買い溜めした食料を撮ってほしいと言われて、一生懸命ストックを引っ張り出したりしました。

食料品のストック

買い占めとか備蓄ってほどではなく、6人家族なら普通の量ですが… それが逆に少なすぎて備蓄に見えなかったから使われなかったのかも?

 

でもね、全然使われず…

使われたのは人が全く映っていないものだけ。

 

病院の受け入れ拒否の話のときに出てきた画像の元データも探してみたんですが、これまた「切り取り」で錯覚を起こさせる画像だったことが判り、もう悲しいとか残念という気持ちも通り越して、悟りの境地に辿り着きました。

インドの病院内の様子を切り取り加工したもの インドの病院内の様子

この元画像に付いていた説明によると、これは総合病院ではなくホメオパシーの病院で、なおかつ受け入れ拒否どころか無料診断を行ったときのものだそうです。

 

報道の意義ってどこにあるんでしょうか?

他国の先を行く取り組みをきちんと精査して、

成功している良い部分と、

失敗している気を付けなければいけない部分と、

偏ることなく報道することで、日本にいる皆さんの自己判断の役に立てるのではないでしょうか。

この非常時に、いたずらに不安を煽ったり、他国の取り組みをきちんと調べもせずに笑いにするような報道をする意味が理解できません。

名前と顔が流れたことで、私自身がこの報道の片棒を担いだ形になってしまったことが心の底から残念です。

メディアとの付き合い方

今回の記事で私が伝えたかったことは、

「騙された!ショック!!」

ということではなく、

 

「メディアの意図的な編集や偏向報道の存在を知ってほしい」

「報道機関の皆さんに今一度、報道とはなにかを考えてほしい」

 

ということです。

 

愚痴るためだけに、こんな長文は書きません。当然、番組宛には既に丁重な抗議文を送らせていただいています。回答はありませんが…。 3日後に回答がありました。ただ、その内容は真摯な対応とは言い難いもので、のらりくらりと言葉を濁し、間違った報道をしたことに対する訂正を番組内でして欲しいという要望にも、今後はインドの警察の動画を誤った方向で使わないで欲しいという要望にも、明確な回答はいただけませんでした。

 

皆さんも、どうかテレビの言うことを真に受けず、ご自身で判断してくださいね。

そして、可能な限りの一次情報を集める努力を怠らないでください。

それが、あなたとあなたの大切な人の生命を守る大きな分かれ目となります。

もにゃみ
今回の出来事が、少しでもみなさんのお役に立ちますよう願っております。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    20代からインドと日本を行ったり来たり。 インド人のルーズさにイラッとしつつも、日本にいるより気楽に生活できるインドがお気に入りの社会不適合者。 一家をインド行きに巻き込んだ張本人。しかし一切悪気無し。 もうメイドさん無しの生活は考えられない女子力マイナスの残念な人。
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