【第6回】家探し

ゆきたん
こんにちは! ゆきたんです!

ついにワクワクドキドキ、インドでの家探しが始まりますよ。

運命の物件には巡り会えるのか? インドの物件事情は?

はじまりはじまり~

【第1回】いざインドへ。

2018年5月8日

【第5回】現金が…

2018年6月18日

さぁ・・・早く落ち着ける家を探さねば。猶予は2週間なので、のんびりもしていられない。

まずは、もにゃみさんがいくつかの業者へ依頼し予算や場所、間取りなど希望を伝え探してもらうことに。

 

インド人のお腹はチャパティからできている?

シルバーのお皿に盛られたカレーとチャパティ

最初にお願いしていたところは、日本人が個人で経営している不動産屋さんでしたが、いつになっても対応してくれるつもりがなさげ…。

どうやら、何かしらイベントがあり、その主催者側のようで、とても忙しくて対応できません的な感じ…。

なんじゃいそら。。お前はインド人か!!と言いたくなりましたが。ここはこらえて、、、

自分ではなく、インド人を行かせるので、その方と内覧に行ってほしいとのこと。うまく意思の疎通ができるかわからんが、とりあえず行ってみるか。

てかお前じゃなく、どうせもにゃみさんが対応するやん!!お前英語喋れないやん。みたいなね。

内覧当日。

「今日は3件ほど内覧する予定なので、よろしくナマステ〜」

お腹は出ているけど見た目はまぁまぁハンサムなお兄さん。インド人にしてはスマートに案内してくれていた印象です。

ただお腹は出ているけど。

話変わるんですけど、インド人て結構お腹出てる人多いんですよ。

そうそう普段サリー着てるからね〜。

ちゃうちゃう!あれは原田氏スタイル!←原田氏って誰やねん!腹だしね!あ、すみません。

たぶんインドの方はチャパティをいっぱい食べるからかもしれません。あとめっちゃ脂っこいものとか。インド人の食事をみていると、おかずに対してチャパティの量が半端ないんです。

 

ゆきたん
A4の用紙半分くらいのサイズを一人7〜8枚は余裕で食べるんです。A4半分サイズとかイメージしにくいかね。

 

もにゃみ
ゆきたん、そこは素直にA5サイズって言ったらいいんじゃない?

あれ? B5? A5だよね? ちょっと待ってググるから!

 

ゆきたん
いや、そこまでしなくても…ダメだ聞いてないわ、こりゃ。

 

もにゃみ
ゆきたん!やっぱA5だったよ!

…A5ってどんくらいだっけ?

 

ゆきたん
…だから、A4の半分だって!

 

そりゃ、あんな炭水化物ばっか食べてたら太るわ!

しかも意外とナンって食べないんですよね。インドと言えばチャパティよりナンのイメージなんですけどね〜。たぶん日本人がそう思っているだけっすね。

 

まずは高級住宅街のおうち

話がそれてしまいました。すみません。

そしてお腹が出ているスマートな感じのお兄さんが、まず初めに案内してくれた物件はVasant Viharというインドでも高級住宅街のとこ!

殆どの日本人は治安のことも考えてマンションタイプを好むそうですが、デリーにはあまり日本人が住むような感じのマンションはありません。

ちなみにVasant Viharという地域は日本人駐在員も多く住んでいるところです。私たちの希望は、もともと一軒家だったのでとくに問題はないですね。

そして一件目の案内。外見は少し古いですが、雰囲気いい感じやん。

インドの高級住宅地に立つ一軒家の外観

ゆったりとした道沿いで、緑も豊かで静かな住宅街。

インドの家の広々としたリビング。タイルのフロアと窓、そして車椅子。

広々としたリビングに、なぜか車椅子… とても雰囲気のいいおうちでした。

一階部分は老夫婦のオーナーさんが住んでおりとても快く迎えてくれました。しかも子供がめっちゃ大好きらしいです。オーナーさん自らお部屋を案内してくれて、ここはこういう風になっているんだよとか。

子供がいるから、防犯のため入り口側にドアをもう一つ設置したほうがいいな、とか色々話しているらしいが。全然何言ってるかわがんね。

とにかく日本人がとても好きだそうで、是非とも私たち家族に住んでほしいとのこと。

ありがたいじゃないですか〜。

内覧が済み、一階でお茶でも飲んでいってとのことなので、少し寄ることに。なんやら、かんやら話しているが。。やっぱ英語わがんね〜。

とりあえず、もにゃみさんが話相手になり、色々と相談している。何か一発目で決まりそうやん。って思っていましたが…。

予算オーバー!!

しょぼん。子供たちも気に入っているみたいだったのに〜。

しゃあないか、まだ一件目だし次いこか。

 

インド人の眼力ハンパない

インド人の少年二人。一人は鋭い目でこちらを見ている。

そして次の家に行くことに。

その頃から、何やら変な視線に気づいていたのですが…。

実はもにゃみさん、私もですが、お腹が出ているスマートな感じの不動産屋さんのお兄さんに、「お仕事は?」って聞かれても曖昧な返事しかしません。。それはですね、これから同業になる方に案内してもらっているからです。

もちろんここで決まれば、後々仕事のこととかも話さないといけませんが、あえて今言う必要がないと思ったから。職業を言ったばかりに、お腹が出ているスマートな感じのお兄さんに「おまえ偵察部隊だな!」って思われてもイヤだし。。

そんなもんで、お腹が出ているスマートな感じのお兄さんは、なんかこのジャパニ怪しいな!って感じな目で見ているのです。

そんな視線を感じながら、次の場所へ…と思ったら。

「一度学校へ寄って行くから少し待っててね〜」て自分の子供を迎えに学校へ。さすがインド人。緩いぜ。子供も一緒に次の内覧へ行くことに。

着いたところは、Vasant Kunjiという地域のマンション群。てかマンションタイプは希望しないって言ったやん。

「でもいいマンションだから一度見てほしい」と、お腹が出ているスマートな感じのお兄さんが言うのでしょうがなく内覧することに。

で、家へ入るとめっちゃ生活感あるし!人住んでるやん!

「でも来月には引っ越すって言ってるから〜」

いやいやいやいや。引っ越した後に見せてくれよ〜。

実はインドの不動産、内覧の際にちょこちょこ人が住んでるとこに連れてくんです。もうその感覚には慣れちゃいましたが、日本人からしたら「マジか!!」って思いますよね。

ふう〜っ。そんなんで一日目の内覧終了〜。

 

マンション!マンション!マンション!!

そして数日後、お腹が出ているスマートな感じのお兄さんの案内で2回目の内覧をして回るも、全部マンションタイプ!!

 

ゆきたん
お前スマートな感じやないやん!!ただお腹が出ているお兄さんやな!!

 

もにゃみ
ゆきたん!自分がお腹引っ込んだからって言い過ぎやで(笑)

でも、こちらの予算はRs.25,000~35,000(約42,500~59,500円)って伝えたら、どの部屋見ても「ここはRs.35,000ね」しか言わなかったよね!

テキトー過ぎる(笑)

 

ゆきたん
おかげで、一件目の家もそのつもりで交渉したら、大家さんが「そんなこと言ってない!ここはRs.50,000だ!!」って怒ってたし(苦笑)

 

そんなこんなで、お腹が出ているスマートな感じじゃないお兄さんの不動産はやめて、もにゃみさんの知人が紹介してくれた不動産に依頼することに。この不動産は日本人の女性が窓口になっており、レスポンスも早いようで、とても感じがいいそうです。

で、最初に案内してくれた物件がマンションタイプ。て、なんでやねん。一軒家が希望って言ってるのに、何でマンション連れてくんねん。

日本人担当の女性が指示しているようですが、どうやらうまくインド人担当に伝わっていない様子。

とりあえず来たから、チラ見でもすることに。。でもやっぱり気に入らない。更に日を変えて出直しても案内されるのはマンションばっかり!!て、なんでやねん。

そしてようやく希望の一軒家を内覧することに。で、向かっていたのですが、なんやら同じ景色ばかり見えるな〜と思ったらグルグル同じ場所をまわってる!?

日本人担当の女性が先に行っているインド人担当に場所を確認し、ドライバーにそこへ行くよう指示をしているようですが…

 

いつまでたっても到着しません。

 

ドライバーは「ティケティケ(ヒンディー語でOKてこと)」言っているが、全然場所がわかっていない様子。

ふと気づけば、外も暗くなりはじめており、夕方の渋滞で2時間以上は車にのっていたかもしれない。子供たちもなかなか到着しないなか、疲れたのか車内で爆睡。

私たちも、こりゃ今日は無理だなと判断し、「今日はもう結構です。また次回で」と伝えたのですが、、、

「やっと見つかりました!」と日本人担当の女性。

しかし、こんなテンションだだ下がりのまま内覧しても…と思いながらもとりあえず内覧することに。物件は新築でしたが…周りもなんか騒々しい場所だし、治安もよろしくなさそう。

「また後日連絡します」と伝え近くの駅で降ろしてもらい、滞在先へ戻ることに。タクシーはなかなか来ないし、待ってる間に鳥のフンが降ってくるし、もう散々…なんでやねん。

NIKEショップの前でインド人スタッフの女性2人と一緒に写真を撮る2人の子どもたち。

メトロ駅前でタクシー待ちしてる間にすっかり子どもたちとNIKEの店員さんが仲良しに。

 

寛大すぎるインド人社長現る

家探しは大変だね〜。しかもインドだし余計大変だわ〜。しかし、早く住む場所を探さねば時間がなくなってまう。もう残り数日しかないってのに〜。

インドの街中を歩く立派な角の黒牛

物件巡りの最中に出くわした立派な角の牛さん。

もにゃみさんと相談しながら次の策を考えていると…

内定を断った会社のインド人社長に相談してみるとのことで、連絡をいれてみることに。そう、もにゃみさん実は内定2つももらっていたんです。一ヵ月もしないうちに。スゲーよな。

その社長さんに相談してみると「お部屋空いている持ち物件もあるからいつでもおいで〜ナマステ〜」とのこと。

マジか!めっさいい人やん。てか内定断ったのにこんなに良くしてくれるなんて。なんて親切なインド人なんだ。

ということで、お部屋が決まるまでしばらくの間、インド人社長の持ち物件に住まわせてもらうことに。

 

ゆきたん
いや〜ついてるわ!インドの神様が私たち家族を歓迎しとるよ。

ということで、家探しは継続してやりますが暫くはSarojini Nagarという地域へ一旦引っ越しです。

どういう場所か楽しみやね〜。

 

もにゃみ
今回も出会ったインド人は全員「ナマステ~」って言っちゃってるし!

それにね、ゆきたん…Sarojini Nagarは安くお洋服が買えるローカルマーケットやで。

Sarojini Nagarがゆきたんのお気に入りの場所なのは知ってるけど、うちらがお世話になったのはRajouri Gardenだから!

 

ゆきたん
あ、間違えた! そうそう、Rajouri Gardenだったね…うん。

ということで、家探しは継続してやりますが暫くはRajouri Gardenという地域へ一旦引っ越しです。

どういう場所か楽しみやね〜。

 

もにゃみ
サラッと言い直したな?

まぁ、そんなとこも嫌いじゃない。

 

ゆきたん
人前でそういうこと言わなくていいから!

…えっと、次回はなに書こうかまだ決めてないんだけど、多分Rajouri Gardenの暮らしかな?

とんでも部屋での衝撃の生活をあなたは信じられるか?! 乞うご期待!!

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ABOUTこの記事をかいた人

海外経験0!英語力0!からのインド移住を果たした猛者。 天才的な人懐こさと営業力でインド人にも怯まずグイグイ押し込む稀有な人。 インドで料理の才能が開花!休日にはキッチンに立ちながらビールを飲むのが楽しみ。 実は部屋に入り込む鳩や猿に泣き言を漏らす隠れビビり。
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