住みにくい国「インド」と住みやすい国「日本」は真実?インド在住者のリアル考察

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もにゃみ
ナマステ~♪ もにゃみ @mmonyami です!

「なんでインドなんてヤバい国にわざわざ住んでるの?」と周りから言われ続けて耳タコです♪

もう、そのうち耳のタコが質問してきた人に墨吹くんじゃないかと思う(笑)

あ、そっちのタコじゃないか…

 

「どこか新しい土地で、しがらみから解放されて新たな人生を送りたい!」

誰もが一度は夢に見るのではないでしょうか?

「きっと世界のどこかに自分にピッタリの場所があるはず!」

そう考えることは、現実逃避でも夢物語でもありません。実現可能な現実なんです。

 

日本は住みやすいという思いこみ

快晴の青空に富士山と桜

もっと違うところへ行きたいと心の奥底で思っていても、理性的な自分が歯止めを掛けます。

「日本ほど安心・安全に暮らせる国はない」

それって本当でしょうか?

日本のここが素晴らしい
  1. 治安がいい
  2. インフラが整っている
  3. どこもかしこも清潔
  4. 人々が礼儀正しくて親切
  5. 教育水準が高い

確かに、こうして見るととても素晴らしい国のようです。でも、これって自分で得た生の情報でしょうか?もしかすると、マスコミが創り上げたイメージに踊らされているだけかもしれませんよ?

そして、それは裏を返せば「条件が揃っていない海外には住めない」という思い込みの元になっているのではありませんか?本当にこれだけの条件が暮らしに必要なのか?インド生活のリアルを知るもにゃみが考察してみました。

 

1.治安がいい

道端で荷物を枕にして眠るサドゥ

「電車の中で寝ても大丈夫」とか「カフェの席にカバンを置いたまま離れても大丈夫」とか、日本の治安の良さを裏付けるようなできごとは、日々の中でも経験していると思います。体感として治安がいいというのも頷ける話です。

とはいえ、地域によって治安がいいとは言えない場所が存在するのも事実です。最近では通り魔的な犯行や、人付き合いのトラブル、車の運転マナーの悪さなども増えてきており、「日本ならどこに行っても安全」と盲信するのは違うような気がします。

一般的にインドは危ないと思われがちですが、アメリカブラジルなど、より多くの日本人が暮らす地域で、もっと犯罪率の高い国もあります。それでもアメリカよりインドの方が危険なイメージが付きまとうのは、メディアの偏った情報のせいかもしれません。

治安の悪い場所には行かない、夜遅くまで出歩かない、なんていうのは日本だって同じですよね?人混みでは身の回りの物に注意を払うのも同じことです。少なくともインドは銃社会ではありませんし、闇雲に襲い掛かってくる人がいるわけでもありません。

危機管理能力がきちんと働いていれば、どこに行っても自衛することはできますし、突然の災害や事故は日本でもありえることです。環境に甘えるのではなく、自分の身は自分で守る意識を持つこと。それは生きていくうえで必要な能力であり、今の日本人が失いかけているものでもあると思います。

 

2.インフラが整っている

こっちを振り向いて笑うオートリキシャのドライバー

世界一凄いと言われる洗浄機能付きトイレを始めとして、海外から来た人々が驚くのが日本のインフラの良さです。そのまま飲める水道水、災害でもない限り停電することのない生活、LPガスだって自分で管理しなくても勝手に補充してくれるので途切れることはありません。

道はどこもかしこも舗装され、車は車線を守って走ります。縦横無尽に走る電車は時間通りに来るのが当たり前。

それに引き替えインドはどうでしょう。トイレはハンドシャワーで洗うアナログ方式です。それでも最近はトイレットペーパーを使う人も増え、ショッピングモールや映画館、大きな病院のトイレには必ずペーパーが完備されています。

水道水は飲みませんが、野菜や麺を茹でるのには普通に使いますし、浄水器も一般的です。停電もよくありますが、大きなマンションには自家発電機が付いているのでさほど不便さはありません。

LPガスは無くなったら買い足すのですが、常に一本余分にキープすることでガス切れを防ぐことは可能です。これも大きなマンションや主要地区は都市ガスが引かれているため、メーターで管理されています。

道は、空港や首相官邸、大使館周辺はとても綺麗に整備されているんですよ。ちょっと奥に入ると未舗装の地区もまだまだ多く、砂埃で足が白くなるかもですが(笑)

「日本の都市部の鉄道網は凄いな」と思いますが、庶民の足「オートリキシャ」でどこでも気軽に行けちゃうインドの快適さは、もにゃみのようなぐうたらものには最高の環境です。

 

3.どこもかしこも清潔

インド・ヴァラナシの雑踏、モノクロ写真

よく「空港に着いた瞬間にその国独特の匂いがする」と言われますが、初めてもにゃみがインドの空港に降り立ったときは、確かにスパイスの香りがしました。

それに引き替え、日本に帰国したときにもにゃみが嗅ぎ取ったのは薬品臭でした。消毒薬のような、消臭剤のような不自然な香り。世界一潔癖な国らしいエピソードです。

街に出ても落ちているゴミは少なくて、野良犬もいません。どこに行っても「除菌・抗菌・滅菌」の字が躍っています。

インドですか?そこらじゅうにゴミが落ちています。野良犬どころか、野良牛も野良豚も野良猿もいます。道のど真ん中に、特大の牛糞だって落ちてますよ!

ゴミに関しては、正直もにゃみも残念に思っているのです。これには文化的な背景もあって、インドはほんの数十年前まではポイ捨てしたゴミを牛やヤギ、豚、犬たちが食べてくれていたんです。また、不用品の中から使えるものを集めて売る人たちがいました。

15年前にもにゃみが住んでいた頃は、そこまでゴミが多い印象はなかったんですよね。ところが、徐々にプラスティック製品が増え、お買い物袋が紙からビニールに変わり、瓶で売られていた飲料がペットボトルで売られるようになり、屋台で使われていた葉っぱのお皿がアルミになり、チャイも素焼きのカップから発泡のカップへ…

自然に還るのが当たり前、再利用できて当たり前だったものたちが、いつしか全てプラスティックにすり替わってしまっていたのです。

使うものが変わっても、人の習慣や文化はそう簡単には変わりません。その結果が今の悲しいインドのゴミ事情を作り出しているのです。そして、これは利益重視でプラスティック製品を広め続けた先進国が作り出した問題ともいえるのではないでしょうか?

それでも、専用ボトル缶を持って牛乳を買いに行ったり、買物袋を紙や自然に還る不織布にしたり、瓶や段ボールを回収して回る人たちがいたりと、昔ながらのエコ活動と、新たなエコ活動が活発におこなわれています。

ただ「インドは汚い!」と切り捨てるのは簡単ですが、きちんと事情を知れば見方も変わってくるのではないでしょうか。

そして、動物たちの命を大切にし、共存しようとする心は、生き物としての本来あるべき姿なのではないでしょうか。

 

4.人々が礼儀正しくて親切

日本人が日本人に対して思ってるイメージに「人々が礼儀正しくて親切」ってのがありませんか?でも、実はこれこそマスコミの情報操作のような気がします…

日本に来た外国人は、日本人が思った以上に冷たいことに衝撃を受けることも多いんですよ。例えば、日本語で話し掛けても「英語分からないんで…」と言って逃げて行ってしまったり、なにか訊こうと思っても目が合うとフイッと逸らして逃げて行ってしまったり、重い荷物を持っていても知らんぷりだったり、人混みで平気でぶつかってきたり、大きなお腹の妊婦さんを前に優先席で寝たふりをし続ける人たちがいたり…

そう言われると思い当たる節がある方も多いのでは?

実際にもにゃみは東京で生活していて、みんなが心の余裕も時間の余裕も失くして、他人には無関心で通り過ぎていくのを目にしています。地方ではまだまだ助け合いや思いやりが生きているのでしょうが、都会での生活は心が荒むものでした。

もにゃみは高校生の頃、東京でカラスに襲われて頭から流血したことがあります。横浜の家まで帰る電車の中で、知らないうちに頭から流れた血が首筋を伝ってきていたのですが、それを目にした車内の人たちはみんなあからさまにもにゃみから目を逸らしていました。もちろん、目の前の席に座っていた人たちは気付かないふりに必死です。

そもそも、みんながなんで挙動不審なんだろ?と思って、そこで流血に気付いたくらいですからね。もしもにゃみがそんな人を見掛けた側だったら、間違いなく「大丈夫ですか?血が垂れてますよ」くらい言ったと思うんですけど、多くの日本人にとっては「そんな面倒事には関わり合いになりたくない」という思いが強いのでしょう。

はたまたもにゃみがインドを旅していたとき、ある村に滞在中「ものもらい」になったことがありました。とりあえず薬局に行ってガーゼと綿で簡易眼帯を作ってもらい、そのままテープでペタッと貼ってもらったのですが…そのあとは、会う人ごとに「その目はどうしたんだ?」と声を掛けられました。多分、村中の人に訊かれたと思います(笑)

そして、腫れが引いて眼帯を外したら、今度は「もう良くなったのか?よかったなぁ」と、これまた会う人ごとに声を掛けられました。それはただの好奇心かもしれませんが、そのとき「インド人っておもろいなぁ」と強く思いました。

道端で地図を開いていればあっという間にインド人が群がってきて「どこに行きたいんだ?」「なにか困ってるのか?」と助けてくれますし、値切り交渉してると見知らぬインド人が加わってきて、店主の法外なぼったくりを暴いてくれることも多々あります。

もちろん、親切心だけでなく「そのあとでダマそう」という人が皆無とは言いませんが、そこは自衛できますし、他のインド人が「お前は悪い奴だ!どっか行け!」と守ってくれることもよくあるんですよ。

そしてレディファーストの文化なので、混んでいる電車やバスでも、女性は席を譲ってもらえることがほとんどです。インド人は顔こそ怖いですが(笑)、抱っこしている子どもの足が当たっても怒る人なんていません。みんなニコニコと子どもたちの相手をしてくれます。

本当の意味で親切なのは日本人とインド人どちらなのか…あなたはどう思いますか?

 

5.教育水準が高い

卒業式で帽子を投げようとする学生たち

日本は就学率も識字率もほぼ100%です。それは世界的に見ても本当に素晴らしいことだと思います。インドではまだまだ州によっても就学率にばらつきがあり、政府は100%を目指してさまざまな施策をしているところです。

インドで中流以上の子どもたちが通うのは、英語教育をおこなっている私立校が一般的。そのため、バイリンガルに育つのが当たり前で、ヒンディ語と英語はもちろん、出身の州の言語も含めるとトリリンガルも珍しくありません。そのため、高卒後は海外留学や海外就職も多く、国内での外資系企業への就職も増えています。

なかでも世界的に注目されているのが「インド工科大学(IIT)」です。その評価は「マサチューセッツ工科大学(MIT)」をも超えると言われ、卒業生のほぼ全員が世界中の大企業に年収1,000万円以上で引っ張られるとも言われている、インドが国の威信を掛けて作り上げた大学です。

例えば、2014年にOracle社がIITの生徒に出したオファーは初任給4,000万円/年です。Googleが3,700万円/年、Facebookが3,000万円/年のオファーを出すなど、IIT新卒者の獲得競争は年々激しさを増しています。

「教育格差」という目線で見ると、インドにはまだまだ改善しなければならない点が多いのは歴然です。それでも、世界から見たときに、アジア圏では一番優秀な人材を輩出していると思われていることも、また事実なのです。

果たして、東京大学や京都大学の生徒が同じように世界から熱視線を送られていると思いますか?英語の壁、ハングリーさの違い、国の支援体制の差など…日本の教育が本当に高水準かどうかは、もにゃみには判断できません。

インドの学校ってどんなところ?主要3タイプの特徴と教育制度を知ろう!

2018年6月6日

 

自分だけの基準を作ろう

花とタイルでなにかを作る人

なにを基準に考えるかによって、世の中は大きく変わって見えます。

それは、「どちらが正解か」という話ではなく、自分がなにを選択していくのかを、きちんと自分の頭を使って考えることが必要なんだよ、っていう話なんです。

あなたが自分で情報を集めて、考えた結果が日本での暮らしなら、それがあなたにとっての真実です。

自分で考えるのではなく、マスコミや海外経験のない人たちの憶測に一方的に踊らされているだけなら、それは残念なことです。

もし今の暮らしに違和感を覚えている自分がいるのなら、ちょっと立ち止まって考えてみませんか?

そして、イキイキとした人生に本当に必要な基準を作っていきませんか?

最後まで読んでくれたあなたなら、もう道の見付け方は分かっているはずですよ♪

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    ABOUTこの記事をかいた人

    20代からインドと日本を行ったり来たり。 インド人のルーズさにイラッとしつつも、日本にいるより気楽に生活できるインドがお気に入りの社会不適合者。 一家をインド行きに巻き込んだ張本人。しかし一切悪気無し。 もうメイドさん無しの生活は考えられない女子力マイナスの残念な人。
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